- 土地を購入する際に気をつけること何ですか?
- 将来、増改築したいのですが
- 見積書の見方を教えてください
- 家を取得したいが、何がいいかわからない
- 建て物に関わる法律を調べたいのですが?
- 家をつくりたいがどこに頼めばいいのでしょうか?
- 設計を頼みたいのですが設計料高いのでは?
- 工事で手抜きされるのではないか心配です
- 設計者はどのようにして選んだらよいのでしょうか?
土地を購入する際に気をつけることは何ですか?
Answer :
敷地には、購入する時の重要事項説明書に記載された法規制以外にも、 調べておかなければならない重要な事項がいろいろとあります。
その中でも大事なことは、履歴で、以前どのような状態だったのかを確認すること。
埋め立て地の場合、土壌改良工事が必要だったり、土壌汚染などもありますので、 土地購入の時から、専門家に相談することをおすすめします。
将来、増改築したいのですが
Answer :
住まいが容易に増改築できるかどうかは、既存建物の構造によります。
特に2x4構造などで、壁の位置が動かせないものもありますので、 将来増改築の可能性があるようであれば、 新築の段階から、撤去できる壁や柱を考慮しておくことを進めます。
しかし、 現実には、その時点にならなけばわからないものです。
したがって、改装しやすい構造で建てておくことが、安上がりになります。
見積書の見方を教えてください(坪50万円でできると言われたが本当でしょうか?)
Answer :
よく、坪いくらくらいという質問を受けますが、住宅の中身が格一だった時期の表現です。
見積もりとは、設計仕様の中身を見て積算することであり、中身の仕様によって、 大幅に違います。
100㎡の建物で60万円の流し台を120万円のに変更するだけで、 坪単価2万円アップすることになります。
したがって、見積もりを依頼する場合どのような仕様で、 どのような工法になるか明確に依頼しないと、最後に金銭トラブルの原因となります。
契約書は、金額はもちろん、支払い条件、後期とともに約款も説明を受けるようにしてください。
家を取得したいが、何がいいかわからない
Answer :
住まいは家族も家庭の生活の場であり、それぞれの家庭で家族の性格や生活習慣、育った環境が異なります。
したがって、その家庭に合った住まいでなければ、疲れてしまいます。
住まいは購入するものではなく、作り上げるものです。
建て物に関わる法律を調べたいのですが?
Answer :
建築を建てる場合、多くの法律をクリアしなければなりません。
その中には、建物の用途を制限しているものから、高さや大きさなど形態の大きさ(ボリューム)を規定しているものもあります。
都市計画法、建築基準法の他に各自治体で条例や要綱などを設けているところも多くありますので、窓口で相談してみてください。
家をつくりたいがどこに頼めばいいのでしょうか?
Answer :
特に住宅展示場めぐりや建築雑誌など、情報が増えるほど迷ってしまいます。
それぞれに特徴がありますので、どれが最も良いとは言えませんが、ただ、どの方法にしろ、実際に家を作っている人は、職人であることを忘れないことです。
したがって、誰がつくるのかだけでも確認した上で依頼すべきです。
大手だから安心というわけではないのが住まいづくりです。
設計を頼みたいのですが設計料高いのでは?
Answer :
一般的には施主(建て主)と施工者の関係は、建築について、素人対プロという形での作業になります。
したがって、工事が進むにつれて、不安になってきます。
質問しても、「技術的にできない」「お金がかかる」といった納得できないまま、不満な建物ができあがってしまう事も多いのです。
設計者は素人である施主より委任されて代弁する建築のプロです。
施主の意向を反映した図面を作成し、「適正な工事がされているか」
「無駄な見積もりになっていないか」もチェックします。
今までの経験から設計料を支払っても、工事費の無駄な見積もりのあいまいな部分をはぶけるため、総工事費は変わらないようです。
工事で手抜きされるのではないか心配です
Answer :
工事中について、技術的にどうかをチェックすることは、専門家でないと難しいと思われます。
技術的なことについては、監理のみ引き受けてくれる事務所もありますので、検査のみ依頼することがよいでしょう。
ただ、間取りや仕様について、依頼したものと合っているかどうか、確認しましょう。
工事が進んでからでは、変更が難しくなるので、気づいた時点で話をしてみることがよいでしょう。
設計者はどのようにして選んだらよいのでしょうか?
Answer :
設計者は、施主の代理であり、施主の意見や考えていることを図面に反映し、施工者に伝えなければなりません。
したがって、施主の意図するところを理解し、共通の認識が持てるような設計者を選ぶ必要があります。
何かの顔合わせの中で、この人となら工事が終わっても、一生付き合えるなと思える人を選ぶことです。
建物は、施主、設計者、施工者のチームワークで作り上げるものですから、誰か一人意思の疎通ができないと、完全な建物にはなりません。